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AGA治療薬【2】フィナステリド(効果・副作用・ジェネリック)

AGA治療薬は2種類のタイプがあり、
ひとつ前の記事は、
発毛を促進する「ミノキシジル
について書きました。

次は、
抜け毛を抑制する「フィナステリド」
について見ていきましょう。

フィナステリドとは?

フィナステリドは、
AGA治療の内服薬として承認されている
「プロペシア」の有効成分。

1997年にアメリカで承認され、
日本では2005年に承認されました。

AGAに関わってくるのは、
男性ホルモンの代表でもある
「テストステロン」。

そのテストステロンが
5αリダクターゼという酵素によって
DHT(悪玉男性ホルモン)に変換されると
抜け毛の原因になります。

AGAのメカニズムについてはこちらの記事で

フィナステリドは、
5αリダクターゼという酵素の
はたらきを阻害する効果があり
ジヒドテストステロン(DHT)の産生を
おさえることでAGAを治療します。

元々は、前立腺肥大症の
治療薬として開発されたもので、
この薬を服用している人に
育毛効果が確認され、
その後、AGAの治療薬として承認されました。

外用薬のミノキシジル
高血圧の治療薬だったもので、
内服薬のフィナステリドは、
前立腺肥大症の治療薬だったのですね~。

余談ですが、
バイアグラの有効成分である
シルデナフィルは狭心症の
治療薬として開発されたものだったそう。

いずれも、他の病気の薬として
開発されたものから
副産物として効果が発見されたのですね。

フィナステリドの効果

フィナステリドは、
長期間服用することで
確実に効果が現れる薬です。

効果を実感するまでには
半年以上は続ける必要があるようです。

フィナステリドの効果としては、
日本国内の臨床実験で
次のような結果が確認されています。

(20~50歳のAGA患者 400人が対象)

服用年数薄毛改善現状維持進行
1年間58%40%2%
2年間68%31%1%
3年間78%20%2%

くじ引きでプラセボ薬(偽薬)を
服用することになったグループでは
次のような結果になっています。

服用年数薄毛改善現状維持悪化
1年間6%72%22%

効果の差は歴然。

AGA患者で3年間の現状維持というのは
効果があったとも考えられるので、
3年間の結果でいうと、
98%の人に薄毛改善の効果があった
ということになりますね。

また、フィナステリドは
AGAの脱毛の原因となる
5αリダクターゼという酵素の
はたらきを阻害する効果があるもので、
この酵素をなくすものではありません。

基本的には、服用している間
AGAの脱毛を防ぐ効果がある
という薬になります。

フィナステリドの副作用

フィナステリドの副作用には、
勃起不全、性欲の減退の他、
胃部不快感、肝機能障害、乳房の女性化
などがあると言われています。

ただ、これは前立腺の治療として
1日5mgを服用した場合。

AGAの治療薬としては、
1日1mgの服用になり、
勃起不全の副作用が現れる確率は
プラセボグループと変わらなかったそう。

他の副作用も同様です。

男性ホルモンに作用する薬なので
女性は服用することができません。

フィナステリド ジェネリック

フェナステリド配合の
AGA治療薬の先発医薬品は
プロペシア」という
アメリカのメルク社の製品。

ジェネリック医薬品としては、
フィンペシア
(インドのシプラ社の製品)
などがあります。

フィンペシア1mg(100錠)

フィンペシア1mg(100錠)

先発医薬品よりも低価格で
数分の1の価格で
個人輸入の通販で購入できます。

AGA治療薬は
長く服用していく薬ですが、
健康保険が適用されないので、
低価格なジェネリック薬は
メリットが大きいのかなと思います。

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