AGA(男性型脱毛症)の症状には
薄毛が発症する場所によって
大きく分けて3つのタイプがあります。
頭頂部(O型)
頭頂部から脱毛が進行するタイプ。
「O型ハゲ」とも言われます。
額の生え際(M型)
額の生え際(前頭部)
こめかみから脱毛が進行するタイプ。
「M型ハゲ」とも言われています。
複合型
頭頂部と前頭部の両方から
脱毛が進行する複合タイプの人も
多くいるそうです。
頭頂部と前頭部で脱毛が進行する理由
頭頂部(O型)と、前頭部(M型)でだけ
脱毛が進行する理由は…
この場所に、男性ホルモンを
DHT(悪玉男性ホルモン)に変える
5αリダクターゼという酵素が
より多く存在するから。
若くしてAGAの症状が出る人でも
側頭部や後頭部から進行することはないのだそう。
なので、自毛植毛をする場合は
AGAの影響を受けにくい
側頭部や後頭部の毛髪を移植するらしいです。
なるほど…
それぞれのAGA対処法
病院での薄毛治療のAGA対処法は
それぞれのタイプによって変わります。
◆ミノキシジル(外用薬)
頭頂部(O型)の薄毛には
「ミノキシジル」
という外用薬が使われます。
毛根への血流促進をし
毛母細胞や毛乳頭細胞を
活性化する作用がある治療薬です。
※内服薬もありますが、副作用に注意が必要
◆フィナステリド(内服薬)
前頭部(M型)の薄毛には
「フィナステリド」
という内服薬が使われます。
男性ホルモンを
DHT(悪玉男性ホルモン)に変える
5αリダクターゼという酵素のはたらきを
阻害する作用がある治療薬です。
◆両方を同時に使う
頭頂部と前頭部の両方から
脱毛が進行する複合タイプの人は
ミノキシジルとフィナステリドを
同時に使って治療をするのも一般的です。
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